派遣先で執拗なセクハラを受けて退職された方からのご相談です。綿密に証拠を整えた上,相手方と交渉した結果,相当に高額の解決金で示談を成立させることができました。
ご高齢者の死亡事故という大変痛ましい事件でした。弁護士が入り、保険会社と交渉を重ねた結果、双方の当初提示額に大きな開きがあったため、調停事件となりました。調停では、ご遺族の早期紛争解決を望むご意思を尊重しつつも、調停内における最大限の請求を、刑事事件記録等の根拠資料とともに丁寧に主張したところ、当方に有利な金額で和解が成立しました。遺されたご家族のために可能な限り大きな請求をする一方、事件を長引かせぬよう訴訟への移行は避けたいという要請もあり、そのような条件下で納得のいく金額を引き出せた事案であったと考えております。
ご相談者は、相続の相談に来られましたが、遺産分割協議をするにしても、長年の経緯から、他の相続人との間で感情的な対立があり、会いたくない(話をしたくない)という状況でしたので、弁護士が間に入って交渉をするということになり受任しました。結果、調停手続に進むまでもなく、協議により遺産分割が成立しました。ご自身は一切表に立つことなく事件が終了しましたので、ご相談者の精神的な負担を最小限にすることができた事件でした。
ご依頼者は窃盗の被疑事実で逮捕勾留されていましたが、当初から一貫して事件の関与につき否認されていました。接見を繰り返すうち、取調べがあまりなされていないこと、なされた取調べも形骸化していることが分かりました。共犯者の存在があったことから、勾留の必要性がないにもかかわらず検察が勾留延長を請求したものと考えられたため、各種資料を添付の上、準抗告を申し立てたところ、原裁判が取り消され、勾留期間が短縮されました。早期の身柄解放を実現できた事件でした。
ご相談者の夫が女性と不貞行為に及び別居、その後、その女性との間で子が出生したという事案でした。興信所の調査報告書がありましたので不貞行為の事実は否認できないと考えられたため、当該女性を被告として訴訟提起したのですが、相手方に見るべき資産がなく、債務名義を取っても執行が困難であろうことが予想されました。尋問まで終えたのですが、最終的には、ご相談者の英断もあり、相当額での和解でまとめることができました。
ご相談者は、就業先より違法な解雇通告を受けたのみならず、紛失金が発生したためこれを弁償せよと言われ、途方に暮れて当事務所へ来られました。詳細にお話を伺った結果、訴訟ではなく労働審判を申し立てることに方針決定し、2回目の期日でこちらの主張が全面的に認められる形で労働審判が出され、確定しました。ところが、審判確定後、解決金の支払を受けた後も、離職票への退職理由欄の記載に不備があるためご相談者が雇用保険を受給できずにいたため、弁護士が相手方に対して強硬な態度に出たところ、修正がなされ、事件は無事に終結しました。
ご相談者は、離婚を契機に借入が膨らみ、返済が困難となったため、自己破産の相談に来られました。ご相談者には見るべき資産及び収入がありませんでしたので、法テラスを利用して事件を受任し、その後、無事に免責決定を得ることができました。当事務所では、債務整理につき法テラスをご利用いただけますので、ご自身が資力要件を満たすかご相談下さい。
ご相談者は人身事故に遭いましたが、過失割合の点で保険会社と合意できず、納得のいく交渉ができずにいました。本件では、弁護士特約を利用できましたので、これを使って事件を受任し、弁護士が保険会社と交渉を開始しました。結果、弁護士が介入することで納得のいく示談を、弁護士への支払負担なしで成立させることができました。
マンションの住人同士のトラブルでした。リフォームをする場合に近隣住民の方々の許可を得なけらばならない旨が管理規約にて規定されているところ、これらの手続きを踏まずに無許可でリフォームがなされたという事案でした。弁護士が受任して直ちに損賠賠償請求を申立て、結果、無事に裁判上の和解によって解決することができました。